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保守点検
定期点検は絶対に必要です!
1年に1回、病院で受けられる健康診断をイメージをしていただいたらいいと思います。故障を未然に防ぎ、その性能を維持するために行う予防点検です。
階段昇降機はどんな点検が必要?
駆動部分、固定金具、電気配線などが、適切に使用するのに問題ないか確認を行います。ボルトの緩みは事故の直接的な原因になります。定期点検を行うことで安全に使用していただけます。
駆動部分
破損、摩耗、ごみの付着の点検、清掃を行います。ごみの付着によりローラーの動きが悪くなります。音なりの原因やその他の駆動装置に悪影響を与えます。
いす回転点検
いす回転の軸はネジ式になっているため、使用回数に応じて徐々に固く締まっていきます。安全・スムーズに動くよう、点険調整することで適切な設定にします。
ラック
ラックは、自転車でいうチェーンと同じ役割を持つ部分です。滑らかに動かなくなるとラックが削れて、早く摩耗してしまいます。異音やガタつきの原因になるため、適正な潤滑油を塗布します。
固定金具
ボルトの増し締めを行います。微振動でボルト類は緩んでくる可能性があり、その結果、異音がしたり、駆動部分に負担がかかり故障することも考えられます。最悪の場合、レールや椅子が外れてしまう可能性もあります。車のタイヤ(ホイール)などは振動で緩むことの少ないボルト(ネジ)を使用していますが、階段昇降機のボルト(ネジ)は特殊な物を使用していないため、緩むことがあります。設置時に締めたボルトでも、昇降機の振動により緩むことはよくあるため、点険にて締め付ける必要があります。実際、私どもが点検にうかがった際「えっ、こんなに緩んでいるの?」と思ったことは何度もございます。
レール架台
レール架台2
レールジョイント
配線コード
各配線がしっかりとつながっているか確認しコード自体の状態も点検します。配線コードも長く使用していると劣化してしまい階段昇降機が動かない原因にもなります。
駆動部内配線点検
コード自体の状態も点検
コードの拡大部分
安全装置・停止スイッチの確認
保守点検では上記内容以外にも安全装置、停止スイッチの確認も行います。階段昇降機には安全装置と、上階・下階の決められたところで停止させるスイッチとがついています。安全装置は挟み込みや障害物をきちんと検知して階段昇降機が停止するか確認。停止スイッチは設置時の高さでしっかり停止するか確認します。どちらも階段昇降機には大切な部分なので入念に点検します。
階段昇降機を安全に長く利用してもらうには、保守点検・定期点検は必要です。例えば車でも車検や定期点検・オイル交換など安全に利用するために点検を行うように、いす式階段昇降機も上記の点検を行います。こうした点検をしっかり行うことで、安全に安心して長く利用してもらいたいと思っています。