車椅子用の昇降機とは何か?そのメリットとデメリットなどを解説
2022.08.22 Category:階段昇降機の中には、いす式の他に車椅子ごと乗れる車椅子用の階段昇降機があります。いす式の階段昇降機と違って、車椅子から昇降機への移動が不要です。車椅子に乗ったまま昇り降りができます。
車椅子用の階段昇降機は、主に公共的な施設や介護施設や病院などで取り入られています。
今回は、そんな車椅子用の階段昇降機の特徴を解説します。
車椅子用の昇降機とは何か?
車椅子用の昇降機とは、車椅子ごと乗れて階段を昇り降りできる昇降機です。車椅子ごと昇降機に乗られるので、いす式階段昇降機よりも階段幅や乗り降りするスペースが必要となります。
幅広い階段幅が必要なため、一般家庭より公共施設などで設置例が多い昇降機となります。
車椅子用昇降機のメリット
車椅子用昇降機は、屋内問わず、さまざまな階段に設置できます。ここでは、そんな車椅子用昇降機のメリットをご紹介します。
車椅子に乗ったまま乗れる
いす式階段昇降機と違って、文字通り、車椅子に乗ったまま昇り降りができます。そのため、介助される方も介護の負担が軽減します。
折りたたむことができる
いす式階段昇降機と同じく、折りたたんで保管することができます。折りたたんでおくと通行の妨げにもならず、安全に階段を昇り降り可能です。
車椅子用昇降機のデメリット
非常に便利な車椅子用昇降機ですが、デメリットもあります。ここでは、車椅子用昇降機のデメリットをご紹介します。
スペースが必要
車椅子ごと昇降機に乗られるので、幅広い階段幅や乗り降りするためのスペースが必要となります。車椅子の大きさに合わせて、広い階段幅も必要なため、一般住宅よりもむしろ公共施設や介護施設、病院での設置例が多い昇降機となっています。
費用がかかる
車椅子用昇降機は、いす式階段昇降機よりも高額な費用がかかります。たとえば、購入・設置などだけでも数百万円となります。さらにメンテナンス費用も考えなくてはなりません。
このような多額の費用がかかることを考えると、他の選択肢も視野に入れるのが懸命です。
車椅子用の昇降機よりも設置金額が安価になるのが、いす式階段昇降機です。
階段昇降機の設置事例「昇助くんSEC9」
信頼性と安定性を考えた親切設計
屋内直線型階段昇降機「昇助くんSEC9K」を設置させていただきました。踊り場を挟んだ180度の曲線型階段ですので、曲線型を設置する方法もありましたが、ご家族の退院時期に合わせて、できるだけ早期に設置したいというご意向であったことから、曲線型よりも早めに設置可能な直線タイプ2台設置という形になりました。
階段昇降機の設置事例「昇助くんSEC9」
いす式階段昇降機のレンタルは、使用期間によってさらにお得になる場合があります。
購入よりも手軽なのがレンタル
階段昇降機は、購入するよりレンタルのほうが手軽に設置できます。
どんな時に、レンタルの方がいいのか? 下の記事よりごらんいただけます。
まとめ
車椅子用昇降機を設置すれば、介護の負担が軽減されるというメリットがあります。しかし、広い設置場所が必要だったり、購入やメンテナンスに多額の費用がかかるため、導入に慎重になる人も多いです。
その場合は、いす式階段昇降機をレンタルしてみてはいかがでしょうか。
スマイルリフトでは、ご自宅の階段に設置できるかどうか、福祉のプロがアドバイスしております。お気軽にご相談ください。