「階段で息切れ」その原因と対策を解説
2024.12.16 Category:階段を上るたびに「ゼーハーゼーハー」していませんか?実は、息切れにはいくつかの原因が潜んでいるんです。今回は、階段での息切れ対策をご紹介します。これを知れば、息切れの「謎」が解けるだけでなく、しっかり対策を取れるようになります。
息切れの原因って?
さっそく、階段息切れの原因を探ってみましょう。
1、筋力が足りない!
普段あまり動かしていない筋肉、特に太ももやふくらはぎ、お尻の筋肉がフル稼働するのが階段。使い慣れていないと「もう限界!」と筋肉が悲鳴を上げてしまい、心臓や肺もオーバーワークに。これが息切れにつながります。
2. 心肺機能が衰えている
心臓や肺のパワーが弱まると、酸素を体に行き渡らせるのに苦労します。これ、運動不足だけじゃなく、ストレスや加齢、さらには「ずーっと座りっぱなしの生活」も大きな要因なんです。若い人でも油断禁物!
3. 重力との戦い(体重の影響)
階段を上る=体を重力に逆らって引き上げる運動。体重が増えると、この戦いがハードモードに…。でも逆に、急激なダイエットで筋肉が減ると、これまた息切れしやすくなるというジレンマも。
4. 姿勢や呼吸のクセ
姿勢が悪いと肺がうまく膨らまず、酸素の吸収率がダウン。それに加え、緊張やストレスで呼吸が浅くなると、もう酸素不足まっしぐら!特に階段を急いで駆け上がるとき、呼吸が乱れがちになるので要注意。
5. 健康トラブルの影響
例えば風邪やアレルギー、貧血など、体調不良があるときは息切れしやすくなります。特に貧血は、酸素を運ぶ役割を持つヘモグロビンが不足してしまうため、慢性的に息切れを感じることも。
息切れ改善!今日から始められる対策
息切れ対策に必要なのは「ちょっとした習慣の見直し」です。以下の方法をぜひ試してみてください。
1. 運動で体を鍛えよう!
・ウォーキング
1日20~30分のウォーキングで、心肺機能がじわじわ改善。坂道を歩けば、階段運動の練習にもなります!
・スクワット
筋力強化の王道エクササイズ。1日10~20回から始めてみてください。慣れたら少しずつ回数を増やして、太ももパワーを育てましょう!
・「意識的階段利用」
エレベーターをスルーして階段を選ぶ。それだけでも、少しずつ筋肉と心肺が鍛えられます。
2. 呼吸法で息切れ知らずに!
腹式呼吸をマスターすれば、酸素供給がスムーズに。
鼻からゆっくり吸い込む→お腹がふくらむのを感じて。
口を軽く開けて、ゆっくり息を吐き出す→お腹をへこませるイメージ。
吸う・吐くを「4秒:6秒」のペースで。
階段に挑む前に深呼吸を数回すると、息切れの予防効果大です!
3. 体重管理&栄養でパワーアップ!
・鉄分補給
レバーやほうれん草、大豆製品を積極的に食べましょう。ビタミンCを一緒に摂ると、鉄分の吸収率がグッと上がります。
・無理のない体重管理
カロリーの摂取と消費を見直し、健康的な体重をキープ。ただし、極端なダイエットはNG。筋力ダウンで息切れが悪化します。
4. 姿勢を正して楽に上る!
階段を上るときは、次の3ポイントを意識。
背筋を伸ばし、軽く胸を張る。
手すりを活用しつつ、足元をしっかり確認。
自分のペースで、無理なく上る。
5. 体調をチェック!
「最近ちょっとの動きでも息切れが…」と感じたら、医療機関での検査も視野に。
貧血チェックは、血液検査で簡単に確認できます。
心臓や肺の検査は、胸の痛みや息苦しさがある場合は早めに相談を。
息切れがひどく階段の上り下りが辛い場合は、階段昇降機を設置することも一つの方法です。
階段設置事例
いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」
お住まいの長い階段も手軽に設置!!
2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールが必要となりました。
信頼性と安定性を考えた親切設計
屋内直線型階段昇降機「昇助くんSEC9K」を設置させていただきました。踊り場を挟んだ180度の曲線型階段ですので、曲線型を設置する方法もありましたが、ご家族の退院時期に合わせて、できるだけ早期に設置したいというご意向であったことから、曲線型よりも早めに設置可能な直線タイプ2台設置という形になりました。
いす式階段昇降機のレンタルがおすすめ
階段昇降機は、購入するよりレンタルのほうが手軽に設置できます。
レンタルした場合の価格シミュレーションは下の記事よりごらんいただけます。
まとめ
今回は、階段での息切れ対策をご紹介しました。息切れがひどく階段の上り下りに負担がかかる場合、そんな時には階段昇降機が一つの解決策となります。
スマイルリフトでは、ご自宅の階段に設置できるかどうか、福祉のプロがアドバイスしております。お気軽にご相談ください。