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介護時の階段の補助方法について解説

2023.10.09 Category:

階段の上り下りは、介護が必要な方にとって大きな挑戦となります。特に車椅子を利用されている方の場合、日常生活の中で階段は大きな障壁となることでしょう。介護者である方も、大切な家族のために、もっと安全で楽な方法を模索していることでしょう。

介護時の階段

そこで今回は、介護における階段の上り下りの補助方法について説明いたします。

介護における階段

介護における階段

階段の昇り降りは、車椅子を利用されている方にとって非常に困難です。

介護者は、日々の生活の中で、重労働を強いられることが多いです。しかし、補助器具を利用することで、この作業を少しでも軽減することが可能です。

介護におけるさまざまな補助方法を考えてみます。

階段スロープの設置

階段の代わりにスロープを設置することで、車椅子でも移動がスムーズになります。スロープのデメリットとしては、移動する高低差によっては、長いスロープが必要となり、戸建て住宅では設置するスペースに困ることです。

手すりの設置

階段の両側または片側に手すりを設置することで、バランスをとりながら安全に移動することができます。手すりは、グリップしやすい太さや形状のものを選ぶことが重要です。

手すりのデメリットとしては、一定の補助を提供しますが、階段を完全に昇り降りするには不十分な場合があることです。特に脚力が弱い方や車椅子に乗る方にとっては、手すりだけでは安全に階段を昇り降りすることが難しいでしょう。

抱きかかえ

介護者が被介護者を抱きかかえて階段を移動する方法です。急な移動が必要な場合や、設備投資を避けたい場合に利用されることがあります。

階段昇降機の設置

階段昇降機の設置

階段昇降機は、階段の踊り場や手すりにレールを設置し、昇降機が移動することで、階段の上り下りを助ける機器です。戸建て住居では、いす式の階段昇降機が多く設置されています。

いす式の階段昇降機にはどういったものがあるでしょうか。

いす式階段昇降機の設置事例

いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
お住まいの長い階段も手軽に設置!!

 

2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールを用いて設置しています。

介護タクシーなど玄関への移動に便利!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9K-L」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
設置が難しい石積みの階段にも設置!!

 

ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。

購入かレンタルか

階段昇降機を設置する際には、購入するかレンタルするかの選択肢があります。

購入の場合、初期費用が高くなります。一方、レンタルの場合、初期費用を抑えることができ、短期間の使用や、試してみたい方におすすめです。

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階段昇降機を利用する時の注意点

階段昇降機をレンタルする場合、いくつかの注意点があります。まず、設置する階段の形状やサイズによっては、利用できない場合があります。専門業者に相談し、確認を行うことが重要です。

また、階段昇降機は定期的なメンテナンスが必要です。業者によっては、メンテナンス費用が別途必要な場合があるため、契約前にしっかりと確認しましょう。

まとめ

今回は、介護における階段の上り下りの補助方法について説明いたしました。

費用を抑えられることが「いす式の階段昇降機」のメリットの一つです。今のご自宅に設置可能かどうか、お気軽に福祉用具のプロにご相談ください。