屋外の階段昇降機とはどんな機能が必要か?特徴や事例などを解説
2022.10.17 Category:屋外と屋内に設置する階段昇降機では設置する環境が異なるため、必要とされる仕様や機能が異なります。では、どんな条件下のもとで、どんな仕様や機能が必要とされるのでしょうか。
そこで今回は、屋外の階段昇降機はどんな制約があるのか?それらに対応する屋外用の階段昇降機の特徴などをご紹介いたします。
屋外に階段昇降機を設置する時の課題
屋外と屋内では、階段昇降機の設置に必要な機能や設計が異なります。ここでは、まず屋外の階段は、どんな環境にあるのか?代表的な課題は何なのかについて解説します。
屋外に設置する際の課題は何か?
風雨にさらされる階段
屋外の階段はさまざまな場所に設置されています。屋根のない階段の場合は、当然雨に濡れますし、風の強い場所では風や塵にもさらされます。階段昇降機は精密機械です。屋外での使用を想定しておらず、頑丈でない設計や素材を使っている場合、故障の原因となってしまいます。
階段昇降機を置くスペースが狭い
屋外の階段は、そもそも機械を置けるような余分なスペースがない場合もあります。そのため階段昇降機を置くスペースを見つけるのが一苦労。また設置できても、昇降機自体のサイズが大きいと階段のスペースを専有してしまって、階段の上り下りがしにくくなる可能性があります。
いたずらがある可能性
屋外で、誰でも入ってこれる場所にある階段ですと、万が一の、いたずらの可能性があります。また、操作方法を知らない方が誤った操作をおこなうことで、トラブルの元になりかねません。屋外の階段昇降機は、操作知識の持った人が正しく適切に使用できるようにする必要があります。
屋外用の階段昇降機の特徴
ここでは屋外用の階段昇降機の特徴をご紹介します。
風雨に強い素材・設計
屋外用の階段昇降機は、耐久性の高い素材(ビニールレザーなど)を使用。風雨にさらされることを想定して、椅子やレールともに防滴加工を施した設計となっています。水滴の侵入を防ぎ、錆にくくなっていることも特徴の一つです。また、使用しない時のために、保護カバーなども備わっています。
コンパクト設計
階段の設置スペースは狭いことが多いため、場所をとらないコンパクト設計の階段昇降機をおすすめします。使用しない時には、椅子を折りたたんで更にコンパクトに収納できるようになっていれば、ご家族の方の階段の上り下りも邪魔になりません。
誤動作を防ぐ機能
外部からのいたずらやお子様などが間違って動かしてしまわぬように、電源はキー(鍵)で管理できる機能が良いでしょう。
実際、どのように設置されているのでしょうか。
屋外の階段昇降機の設置事例
介護タクシーなど玄関への移動に便利!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9K-L」
設置が難しい石積みの階段にも設置!!
ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。
ご自宅へ戻るまでの転倒リスクを避ける!!屋外・直線型の階段昇降機「楽ちん号 KSB」
長い階段にも長いレールで設置可能!!
退院に伴い、階段の昇り降りに転倒のリスクが高いため、安心してご自宅に帰ってこられるように昇降機の設置に至りました。レールが標準レール(5m)より長くなりましたが、レールの延長部材を使い、設置いたしました。
設置が難しい現場にも対応!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9」
階段に傾きがあっても設置対応します!!
玄関から前の道路までの階段が設置場所ですが、水はけなどの関係で階段の各段にも傾きがあり、設置が難しい現場でした。レールの下に調整用の金具を取り付けることで高さや角度を調整することで、取り付けることができました。設置困難な現場でも、階段昇降機を必要とされる方にできるだけご利用いただけるよう、努力は惜しみません。
屋外の階段昇降機のご紹介
まとめ
今回は、屋外の階段に階段昇降機を設置する時の課題、どんな階段昇降機が求められるのか?についてご紹介しました。
屋外と屋内では環境が異なります。それらの環境に合わせて、適切な情報を参考に、慎重に検討されることをおすすめします。
福祉用具のプロとして、スマイルケアでは階段昇降機に関するご相談を承っております。お気軽にお電話ください。