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歩けない人を階段での上げ方を紹介

2023.04.03 Category:

病気や障害などで歩くのが困難な人の自宅がバリアフリーになっておらず、介助が必要な場合、階段での移動介助はどのような方法でしょうか。

今回は、歩くのが困難な人の、階段での介助方法をご紹介します。

階段での昇降方法とは?

階段での上り下りを助けることを、階段介助と言います。

ここでは、車椅子に乗られている方を階段を使って上り下りさせる介助方法をご説明いたします。

車椅子に乗った方を階段介助する

基本的に、4名体制でおこないます。車椅子の四方を掴み持ち上げて上り下りします。この方法は、必要人数が確保できる条件が必要で、一時的な対応策として可能な介助方法でしょう。

一方、この方法は、介助者の人数に制限がある一般家庭では、日常的には難しい方法です。

次の方法は、2名で階段介助をおこなう場合です。

2名で階段介助する方法

車椅子に乗った方を、2名で階段介助する方法は、介助者が車椅子の前後につき、フレームや介助バーをつかみ昇降します。

介助者は互いに声をかけ、息を合わせながら動くのがおすすめです。お使いの車椅子の形状や周囲のロケーションに左右される部分があるので、十分に注意しましょう。

このように、最低2名の介助者がいないと、車椅子に乗った方を階段で移動介助するのは難しく、ムリに行うと事故の元になりかねません。

もし介助者が1名しかいない場合は、いす式の階段昇降機など、福祉機器の導入を検討すべきでしょう。

可搬型の階段昇降機を使う方法もありますが、一般家庭では階段の条件が適合しない可能性があることや、介助者が事前にトレーニングを受ける必要があります。

いす式の階段昇降機は、1名の介助者、あるいは、ご本人の状態によっては自身による操作で昇降できます。

階段昇降機の事例

いす式の階段昇降機を設置した事例をご紹介します。

いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後

お住まいの長い階段も手軽に設置!!

 

2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールを用いて設置しています。

介護タクシーなど玄関への移動に便利!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9K-L」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後

設置が難しい石積みの階段にも設置!!

 

ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。

階段昇降機はレンタルがお得

これらの階段昇降機は購入するとなると、費用が高くつきます。

しかし、「いす式階段昇降機」をレンタルすれば、費用を抑えられます。

まとめ

今回は、歩けない人を階段での上げ方をご紹介しました。車椅子に乗った方を階段介助するには、2名以上の介助者が必要となります。

一方、階段昇降機が設置されていると、車椅子に乗った方を1名の介助者で昇降できます。

ご自宅の階段に階段昇降機が設置可能かどうか?お気軽にご相談ください。