段差解消機の紹介
2018.11.12 Category:こんにちは、リフォーム・リフト課の若林です。
今回は段差解消機を紹介したいと思います。
段差解消機はカゴ状の、テーブルが上下に昇降移動する機械です。玄関や、玄関ポーチの段差、屋外スペースなどに設置することができます。
車いすに乗ったまま上下に昇降移動出来るので、移乗動作の必要がありません。
湿気の多い日本家屋では、建築基準法によって、玄関に段差が必ずうまれてしまいます。
その段差を解消する為に、スロープを設置すると段差の12倍の長さが必要になってくるので長く広いスペースが必要になってきます。
場所によっては、玄関にスロープの設置を行うと道路に出てくるケースも少なくありません。
スロープもバリアフリーの手段としては良い提案だと思いますが、上記でも説明させて頂いた通り設置スペースの問題と、スロープを昇り降りする際の大きな介助負担の問題が挙げられます。
段差解消機なら機種にもよりますが、スロープよりもかなりコンパクトに設置を行うことができます。
また電動で昇降いたしますので、介助の負担は限りなく軽減され、利用者さまにとっても安楽に車いすの移動が可能になります。
現在お住まいの家屋スペースでは段差解消機は置けないと思っておられる方も多いと思いますが、弊社リフォーム・リフト課のスタッフは、設置困難な現場であっても諦めず、色々な方法を協議し合い設置方法を導きだします。
設置方法が決まれば、弊社技術部にて段差解消機に特殊加工を施し設置可能な段差解消機を製作いたします。
また電源工事についても、弊社の電機工事士にて行いますので安心です。
電機代についてですが、毎日利用されても月々の電気代は約20円ほどです。
ここまでは、段差解消機のメリットをご紹介させて頂きましたが、ここからは段差解消機のデメリットもご紹介させて頂きます。
段差解消機はコンパクトと申し上げましたが、あくまでスロープと比較した場合です。
最低寸法の段差解消機でも、車いすを乗せる大きさが必要な為、決して小さくはありません。
また玄関内に置いた場合は、段差解消機の上で靴を脱がないといけない為、段差解消機を使用する際は、使用ごとに靴を片付けないと使用出来ないのもデメリットの1つです。
また玄関や、玄関ポーチに段差解消機を設置した場合、狭く感じたり、邪魔になってしまうのも事実です。
デメリットもあるとは思いますが、私たちは使用される方にとって安心、安全に外出を行える福祉用具だと思います。
ただ設置するのではなく、利用される方、一緒に同居されている方が、
満足できるような提案ができるようにこれからも自己研鑽を行ってまいります。
階段昇降機・段差解消機の電話・メールでの問い合わせお待ちしています。