自宅に設置できる階段昇降機を解説

2025.01.20 Category:

自宅での生活をより安全で快適なものにするため、階段昇降機を設置する家庭が増えています。特に、高齢者や身体が不自由な方にとって、階段の昇り降りは日々の負担となりやすいポイントです。

そこで今回は、自宅に設置できる階段昇降機とはどういったものか？について解説します。

階段昇降機を自宅に設置するメリット

階段昇降機は、自分の力で家の中を移動するサポートをしてくれるため、介助の必要が減り、より自立した生活を送ることができます。特に、介護者の負担軽減にもつながります。

電動でスムーズに動くため、体への負担が少なく、階段の上り下りをストレスなく行えます。直線階段でも曲がりのある階段でも対応できるため、ほとんどの家庭で利用可能です。

階段昇降機は、自宅の階段の形状やスペースに合わせてカスタマイズできます。狭い階段や複雑な構造でも設置が可能な機種が多く、住環境を大きく変えることなく導入できます。

自宅に設置しやすい、いす式の階段昇降機は、階段の形状や使い方によって異なります。それらをご紹介します。

いす式の階段昇降機は、椅子に座って階段を昇り降りできるタイプです。家庭で最も多く導入されており、直線型と曲線型の2種類があります。

直線型はまっすぐな階段に設置でき、比較的安価で工事も数日程度で完了します。一方、曲線型はL字やU字などの曲がった階段に対応し、レールをオーダーメイドするため費用が割高になり、設置にも時間がかかります。

どちらもリモコン操作で簡単に動かせ、使わないときは座面を折りたたんで収納できます。階段の昇り降りがつらくなった方にとって、安全で快適な移動手段となります。

直線型と曲線型の階段昇降機は、下のページで紹介しています。

２階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールを用いて設置しています。

ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。

階段昇降機なら、設置するスペースも小さくて済みますし、レンタルなら費用も安く抑えられる方法があります。

今回は、自宅で設置する階段昇降機についてご紹介しました。階段昇降機は多くの種類があり、環境によって設置できるかどうか？もさまざまです。

設置には、階段昇降機のプロにご相談ください。ご自宅の階段では設置できるのか？お答えいたします。