階段からの転落の原因とは?防止するための安全対策
2024.06.03 Category:住居内には、いくつか怪我をする危険性がある場所が存在し、その危険性は入居者に影響を及ぼします。
特に階段は、怪我をしやすい場所の筆頭です。階段での怪我を防ぐためにさまざまな安全対策がありますが、場合によって、その安全対策が間違っていて、危険を招いているケースもあります。
そこで今回は、一般的によく言われる階段からの転落防止についてご紹介します。
転落事故の原因
ここでは、階段での転落事故の代表的な原因をご紹介します。
階段がすべりやすい状態
階段での転落事故の原因として、階段が滑りやすい状態になっていたことが挙げられます。滑りやすい階段は足を滑らせやすく、バランスを崩して転落するリスクが高まります。注意が必要です。
すべり止めに不備があった
階段での転落事故の原因として、すべり止めに不備や破損があったことが考えられます。すべり止めが効果的に機能していないと、足を滑らせやすくなり、転落のリスクが高まります。安全のためには、定期的にすべり止めの点検と修理を行うことが重要です。
階段を踏み外しやすい状態だった
階段での転落事故の原因として、お客様自身が階段を踏み外しやすい状態にあったことも考えられます。例えば、足元が見えにくい状況や、履いている靴が不適切な場合、注意力が散漫になっている場合などが挙げられます。階段を利用する際には、足元に気をつけることが重要です。
事故を防ぐために実施すべき安全対策
ここでは、階段での事故を防ぐための代表的な安全対策をご紹介します。
階段の幅を広く取る
階段の幅を広く取ることで、歩行時に足を踏み外すリスクを減らし、すれ違いも安全に行えます。
照明を明るくする
階段全体をしっかりと照らすために、明るい照明を設置しましょう。特に夜間や暗い場所では、階段の一段一段が見やすくなるように配慮します。
すべり止めを選ぶ
階段の表面に滑り止めテープや滑りにくい素材を使用することで、足元が滑るのを防ぎます。特に、雨の日や濡れた靴での利用を考慮することが重要です。
手すりをつける
階段の両側に手すりを設置しましょう。手すりを使うことで、バランスを取りやすくなり、転倒のリスクが減ります。手すりはしっかり固定されていることを確認し、適切な高さに設置します。
定期的に点検する
階段の状態を定期的にチェックし、傷んだ部分や滑り止めの劣化を早期に発見して修理することが大切です。特に手すりの固定状態や照明の点灯状況も確認しましょう。
階段の上り下りに不安が生じる場合は、階段昇降機の設置を検討してみましょう。
階段昇降機の設置事例
いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」
お住まいの長い階段も手軽に設置!!
2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールが必要となりました。
180°階段に2台を設置 直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」
信頼性と安定性を考えた親切設計
屋内直線型階段昇降機「昇助くんSEC9K」を設置させていただきました。踊り場を挟んだ180度の曲線型階段ですので、曲線型を設置する方法もありましたが、ご家族の退院時期に合わせて、できるだけ早期に設置したいというご意向であったことから、曲線型よりも早めに設置可能な直線タイプ2台設置という形になりました。
階段昇降機のレンタルがおすすめ
階段昇降機は、購入するよりレンタルのほうが手軽に設置できます。
レンタルした場合の価格シミュレーションは下の記事よりごらんいただけます。
まとめ
今回は、階段からの転落の原因とは?防止するための安全対策をご紹介しました。
階段からの転落は、足腰に不安を抱えている人にとって、大ケガにつながる可能性があります。
階段昇降機があれば、大ケガを引き起こすリスクが少しは減るでしょう。
レンタルであれば設置費用も抑えられますので、設置可能かどうか、まずは福祉用具のプロにご相談ください。
スマイルケアは福祉用具のプロフェッショナルです。お気軽にご相談ください。