階段が上がれない理由と対処法を解説
2024.10.21 Category:「最近、階段を上がるのが少し辛い…」と感じている方は少なくないかもしれません。
階段を上がれない、または上がるのが難しいときには、筋力の低下や関節の問題、神経やバランスの問題、さらには疲労といった複数の原因が考えられます。
症状が気になる場合には、まず体のどこに痛みや違和感があるのか、また力が入りにくい部分があるかを確認してみましょう。
今回は、階段を上がれない場合の困難な原因と対処法についてご紹介します。
階段が上がれないポイント
「階段を上がれない」となると、いくつかの原因が考えられます。
特に注意すべきポイントは、体のどこに痛みや違和感があるか、力が入りにくいかどうかです。
1、筋力低下
長期間の運動不足や加齢などで筋力が低下すると、太ももやふくらはぎの筋肉が十分に力を発揮できず、階段を上がるのが難しくなることがあります。運動や筋トレで少しずつ筋力を回復させるのが効果的です。
2、関節の問題
膝や股関節の痛みがある場合も、階段を上がるのが難しくなります。関節炎や軟骨のすり減りなどが原因で、関節がスムーズに動かないと痛みや不快感が生じやすいです。この場合、整形外科などのお医者さんの受診を検討してみてください。
3、神経の問題
神経の圧迫や損傷によって脚に力が入りにくくなり、階段を上がるのが難しいこともあります。腰や背骨の問題で神経が圧迫されることもあるため、整骨院や整形外科での診察が必要かもしれません。
4、バランス感覚の低下
加齢や筋力低下でバランス感覚が鈍ると、階段で踏み外しやすくなります。この場合、バランス感覚を鍛えるエクササイズが役立つことがあります。
5、疲労や体調不良
一時的な疲労や体調不良でも階段が辛く感じられることがあります。しっかりと休養を取り、体調を整えることも重要です。
階段を上がれなくなった場合、階段昇降機を設置するという方法もあります。
階段昇降機の設置事例「昇助くんSEC9」
信頼性と安定性を考えた親切設計
屋内直線型階段昇降機「昇助くんSEC9K」を設置させていただきました。踊り場を挟んだ180度の曲線型階段ですので、曲線型を設置する方法もありましたが、ご家族の退院時期に合わせて、できるだけ早期に設置したいというご意向であったことから、曲線型よりも早めに設置可能な直線タイプ2台設置という形になりました。
寝室を2階に!昇助くんNRO9-Rの設置事例
寝室を2階に戻すことができました
かつて寝室は2階にあったらしいのですが、階段の昇り降りが困難になられてからは、1階に移しておられました。以前のように寝室を2階に戻すために、今回昇降機を設置されました。「これで安全に2階に上がれるようになり、良かったです」と喜んで頂けました。
いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」
お住まいの長い階段も手軽に設置!!
2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールを用いて設置しています。
いす式階段昇降機のレンタルも可能
いす式階段昇降機は、購入よりもレンタルの方が安く済む場合があります。レンタルした場合、いくらくらいになるのか、で解説しています。
階段昇降機を購入するかレンタルするか
階段昇降機の導入を考える際、購入とレンタルの二つの選択肢が存在します。
購入を選ぶ場合は、初期投資が大きくなる一方で、レンタルの場合、初期費用を大幅に抑えることができ、短期間での利用や試しに使用する方におすすめです。
まとめ
今回は、階段が上がれない理由と対処法を解説しました。
上記の原因が思い当たる場合や、日常生活に支障が出ているようでしたら、医師に相談することをおすすめします。
階段昇降機は、上り下りの悩みを解決できる方法の一つです。今のご自宅に設置可能かどうか、お気軽に福祉用具のプロにご相談ください。