階段の上り下りが膝に悪いとされる理由を紹介

2024.11.04 Category:

階段の上り下りが膝に与える影響について気になる方も多いですよね。階段の利用は日常生活で避けられないこともありますが、膝への負担が大きくなる場面があるため、注意が必要です。今回は、階段の上り下りが膝に悪いとされる理由などをご紹介します。

階段が膝に悪いとされる理由

階段を上るとき、膝には体重の約3～4倍の負荷がかかるとされています。特に、下るときにはさらに大きな衝撃が膝関節に伝わることがあります。

階段の上り下りは同じ動作を繰り返すため、膝の関節や筋肉に疲労が蓄積しやすくなります。長時間続けることで、膝の痛みや関節の損傷につながることがあります。

膝の軟骨がすり減っている場合や、加齢によって軟骨の質が低下している場合、階段の利用は関節炎の悪化や痛みを引き起こしやすくなります。

手すりを使うことで、膝への負担を軽減できます。上半身で体重を少し支えるようにしましょう。

急いで上り下りすると衝撃が強まります。ゆっくり丁寧に動くことを心がけると膝へのダメージが減ります。

クッション性のある靴を履くと、膝に伝わる衝撃を和らげることができます。

太ももの前側の筋肉（大腿四頭筋）やお尻の筋肉を鍛えると、膝への負担を減らすサポートになります。

もし階段を利用しているときに膝の痛みを感じるようであれば、早めに整形外科を受診することをおすすめします。無理をせず、膝を休ませることも大切です。

階段の利用を完全に避けるのは難しいかもしれませんが、適切な工夫を取り入れて膝の健康を守りましょう。

膝になるべく負担をかけずに階段を上り下りするなら、階段昇降機の利用もおすすめです。

２階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールを用いて設置しています。

ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。

このいす式階段昇降機は、レンタルがお得になる可能性があります。

レンタルは経済的にも安心、福祉用具のプロに、お気軽にご相談ください。

階段昇降機にはレンタルで設置することが可能です。

今回は、階段の上り下りが膝に悪いとされる理由などをご紹介しました。早めに専門家に相談し、適切な対策をおこなうことで、より安全で快適な生活を送ることができるでしょう。

いす式階段昇降機のことは、福祉用具のプロにご相談ください。