階段を昇り降りできるエレベーターについて解説
2023.01.23 Category:階段を昇り降りできるエレベーターにはどんなものがあるのでしょうか。一つは、ホームエレベーターと呼ばれるものです。もう一つは、いす式階段昇降機と呼ばれるものです。
今回は、このホームエレベーターの特徴、メリットやデメリット、設置する費用や条件についてまとめてみます。
ホームエレベーターの特徴とは?
ホームエレベーターとは、自宅に設置できるエレベーターのことです。エレベーターが自宅に設置できると、さまざまなメリットとデメリットがあります。
ホームエレベーターのメリット
・車椅子に乗ったまま昇り降りが可能
・大きい荷物などを持って移動するのが便利
ホームエレベーターのメリットは、主に車椅子などに乗ったままでも、楽に上下階に移動ができる点にあります。もちろん重い荷物を持ったままでも楽に移動が可能です。
ホームエレベーターのデメリット
・いす式階段昇降機よりも、費用がかかる
・スペースの確保が難しい
・設置するには、大掛かりな改修工事が必要
ホームエレベーターのデメリットは、主に費用とスペースの確保にあります。住宅にホームエレベーターを設置しようと考えた場合、思ったより費用がかかりますし、大掛かりな改修工事が必要な場合もあります。
ホームエレベーターを取り付けるのは難しい
ホームエレベーターを取り付けるには、充分な強度と上下の階にスペースが必要です。
住宅を建てる段階であらかじめスペース確保を設計されていれば良いのですが、後からそれだけのスペースを確保するのは難しく大掛かりな工事をおこなわないとエレベーターが取り付けられないこともしばしばです。
階段を楽に昇り降りする方法
ホームエレベーターが取り付けられない場合は、いす式階段昇降機を設置する方法があります。
階段昇降機とは、階段に昇降機が移動するレールを取り付けて、そのレール上を人を椅子に乗せた昇降機が上下に移動するという機械です。
間取り変更などがあまりなく、階段や壁などの簡単な工事で終わることも多い、エレベーター設置工事よりも比較的安く済みます。
階段昇降機の設置事例「昇助くんSEC9」
信頼性と安定性を考えた親切設計
屋内直線型階段昇降機「昇助くんSEC9K」を設置させていただきました。踊り場を挟んだ180度の曲線型階段ですので、曲線型を設置する方法もありましたが、ご家族の退院時期に合わせて、できるだけ早期に設置したいというご意向であったことから、曲線型よりも早めに設置可能な直線タイプ2台設置という形になりました。
寝室を2階に!昇助くんNRO9-Rの設置事例
寝室を2階に戻すことができました
かつて寝室は2階にあったらしいのですが、階段の昇り降りが困難になられてからは、1階に移しておられました。以前のように寝室を2階に戻すために、今回昇降機を設置されました。「これで安全に2階に上がれるようになり、良かったです」と喜んで頂けました。
さらに、いす式階段昇降機をレンタルすれば、より安く済むケースもあります。
お得な階段昇降機はレンタルが安心!
レンタルは経済的にも安心、福祉用具のプロに、お気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、階段を昇り降りできるホームエレベーターの特徴、メリットやデメリット、設置する費用や条件についてまとめてみました。
ホームエレベーターが設置できない場合は、いす式階段昇降機を設置するという方法があります。
また、いす式階段昇降機はレンタルすれば、費用が安く済むケースがありますので、お気軽にスマイルケアにご相談ください。