階段リフトの費用の検討ポイントを解説
2023.11.20 Category:階段リフトとは、階段昇降機とも呼ばれています。階段昇降機とは、階段の上り下りを円滑にし、安全で快適な生活を支えるための機械です。
今回は、階段昇降機の費用に関するさまざまな要素を紹介し、購入前の検討ポイントについて解説します。
階段昇降機の費用にかかわる重要な点
階段昇降機の費用に関わる重要なポイントをご紹介します。
階段の形状
曲線型の階段や、途中に踊り場がある場合は、曲線型の製品を設置する必要があります。階段昇降機は直線型よりも曲線型のほうが製品価格自体が高額ですし、設置にあたってレールをカスタムメイドで製作しなくてはならないため、設置費用が高くなります。
さまざまな機能
折りたたみ式レールなどの追加オプションは、価格を上昇させる要因です。
設置条件
階段昇降機を設置するために必要な条件やスペースによって、かかる費用が変動します。たとえば、石積みの外階段などで、段の高さが均等に揃っていない場合などは、レールの設置に特殊架台などの追加部品が必要になるため、価格が上昇します。
購入とレンタルの比較
階段昇降機のレンタルと購入、それぞれにはメリットとデメリットが存在します。
購入は初期投資が大きく、メンテナンスに不安が残ります。一方、レンタルは初期費用が低く、メンテナンスの心配が少ない反面、利用期間によっては、高くなる可能性もあります。
購入とレンタル、どちらがいいか?は、下のページでくわしく説明しています。
階段昇降機の設置事例
介護タクシーなど玄関への移動に便利!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9K-L」
設置が難しい石積みの階段にも設置!!
ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。
ご自宅へ戻るまでの転倒リスクを避ける!!屋外・直線型の階段昇降機「楽ちん号 KSB」
長い階段にも長いレールで設置可能!!
退院に伴い、階段の昇り降りに転倒のリスクが高いため、安心してご自宅に帰ってこられるように昇降機の設置に至りました。レールが標準レール(5m)より長くなりましたが、レールの延長部材を使い、設置いたしました。
寝室を2階に!昇助くんNRO9-Rの設置事例
寝室を2階に戻すことができました
かつて寝室は2階にあったらしいのですが、階段の昇り降りが困難になられてからは、1階に移しておられました。以前のように寝室を2階に戻すために、今回昇降機を設置されました。「これで安全に2階に上がれるようになり、良かったです」と喜んで頂けました。
まとめ
今回は、階段昇降機の費用に関するさまざまな要素をくわしく解説し、購入前の検討ポイントについてアドバイスしました。
階段昇降機の導入を検討する際には、将来の住居計画、使用期間や毎月支払う金額など、さまざまな要素を総合的に考慮することが重要です。
スマイルケアは福祉用具のプロフェッショナルです。まずはお気軽にご相談ください。