階段用滑り止めのデメリット
2024.07.01 Category:階段用滑り止めは、正しく使用しないと逆に危険になることがあります。安全に使用するためには、以下の点に注意しましょう。
つまずきによる危険
滑り止めを階段や段差に取り付ける際は、取り付け面が少し上がっているか平らになるように設置しましょう。取り付け面よりも下がっていたり、角がずれていたりすると、階段を降りるときにつまずいて前のめりになる可能性があります。特に厚みのある滑り止めは足が引っかかる恐れがあるので注意が必要です。
掃除の難しさ
滑り止めを階段のステップに貼り付けると、隙間にほこりや汚れが溜まりやすくなります。ほこりが気になる方は、簡単に取り外して洗える滑り止めや、ステップ全体を覆うカバーを選ぶと良いでしょう。
剥がす際の跡
テープタイプの滑り止めは、剥がすときに跡が残ることがあります。自宅や賃貸物件の階段を傷つけたくない場合は、きれいに貼って剥がせるタイプを選びましょう。
滑り止めのメンテナンス
滑り止めは定期的に点検し、摩耗や劣化がないか確認しましょう。摩耗した滑り止めは効果が薄れ、逆に危険な場合があります。必要に応じて交換することが大切です。
適切な素材の選択
滑り止めの素材にはゴム、プラスチック、金属などさまざまな種類があります。それぞれの素材に適した場所や用途がありますので、設置する場所や使用目的に合わせて選びましょう。特に屋外で使用する場合は、耐候性のある素材を選ぶと良いでしょう。
使用環境に応じた選定
滑り止めを設置する環境に応じた製品を選ぶことも重要です。湿気が多い場所では、耐水性のある滑り止めを選ぶことで、劣化を防ぎ、長持ちさせることができます。また、頻繁に人が通る場所では、耐久性のある製品を選ぶと良いでしょう。
子供や高齢者への配慮
家に子供や高齢者がいる場合は、特に慎重に滑り止めを選びましょう。柔らかくて滑りにくい素材を選ぶことで、転倒のリスクを減らすことができます。また、滑り止めの設置場所を明確にし、注意を促す表示をすることも効果的です。
階段の上り下りが負担な場合、階段昇降機の設置もおすすめです。
階段昇降機の設置事例
いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」
お住まいの長い階段も手軽に設置!!
2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールを用いて設置しています。
介護タクシーなど玄関への移動に便利!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9K-L」
設置が難しい石積みの階段にも設置!!
ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。
まとめ
階段昇降機をレンタルできるか?迷った時は、専門家にご相談ください。