高齢者向け歩行器の選び方のポイントを解説
2024.08.05 Category:高齢者にとって、歩行器は日常生活の質を大きく向上させる重要な機械です。
今回は、歩行器の選び方などをご紹介します。
歩行器の重要性
高齢者にとって歩行器のメリットは、下のようなものがあります。
転倒リスクが減る
生活の維持
外出機会の増加
筋力低下の予防
疲労軽減
歩行距離の延長
メリットの多い歩行器の選び方とは、どういったものがあるでしょうか。
歩行器選び方のポイント
最適な歩行器を選ぶためには、下の点に注意しましょう。
使用環境
主に室内で使用するか、屋外でも使用するかを考慮する。
安全性
ブレーキの操作性や転倒防止機能を確認する。
機能性
座面や買い物かごなど、必要な機能を検討する。
重量
歩行器そのものの重さを確認する
折りたたみ機能など
収納や持ち運びの便利さを考える
価格
予算に合わせて選ぶ(介護保険を利用できるかなど)
使用上の注意点
歩行器を安全に使用するために、下の点に注意しましょう。
定期的にネジの緩みなどをチェックする
段差や傾斜には注意する
適切な姿勢で使用する
定期的にメンテナンスを行う
介護保険を利用できるなら、自己負担を抑えてレンタルすることができます。自分に合ったものを、福祉用具専門相談員に相談できるほか、定期的なメンテナンスを受けることができます。介護保険利用でのレンタルについては、担当のケアマネージャに相談してみましょう。
階段がある場合
家の中に階段がある場合、歩行器で階段を通行することはできません。手すりだけでの階段の上り下りが困難なら、階段昇降機が選択肢の一つになります。
階段昇降機は、介護保険の対象外ではありますが、いろんなタイプの住宅に設置でき、幅広く利用されています。
階段昇降機の事例
いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」
お住まいの長い階段も手軽に設置!!
2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールが必要となりました。
信頼性と安定性を考えた親切設計
屋内直線型階段昇降機「昇助くんSEC9K」を設置させていただきました。踊り場を挟んだ180度の曲線型階段ですので、曲線型を設置する方法もありましたが、ご家族の退院時期に合わせて、できるだけ早期に設置したいというご意向であったことから、曲線型よりも早めに設置可能な直線タイプ2台設置という形になりました。
いす式階段昇降機のレンタルがおすすめ
階段昇降機は、購入するよりレンタルのほうが手軽に設置できます。
レンタルした場合の価格シミュレーションは下の記事よりごらんいただけます。
まとめ
今回は、歩行器の選び方のポイントをご紹介しました。
高齢者向けの歩行器は、安全で快適な生活を送るための重要な機械です。
個々のニーズに合わせて適切な歩行器を選ぶことで、生活を送ることができます。
歩行器の使用を検討されるなら、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
階段の上り下りは、階段昇降機も選択肢の一つです。
どんな階段昇降機がいいのか?は、福祉用具のプロ、スマイルケアにご相談ください。