階段昇降機を導入するための補助金について
2022.04.25 Category:「階段昇降機は高くつく」
そんな風に思っておられる方も多いと思います。
階段昇降機を購入すると、工事費を込みで、安くても600,000円程度〜はかかります。
階段昇降機の導入にかかる費用について、公的介護保険は適用外です。そのため高額になって躊躇する、あきらめる人も多い人も多いです。
しかし、まだまだ諦める必要はありません。実は各自治体に補助金・助成金というものがあります。
ここでは、階段昇降機の設置に使える補助金・助成金を、ご紹介します。
介護保険は適用外
結論から申し上げますと、国の介護保険において、階段昇降機の設置費用には適用されません。ただし、段差解消機なら適応されることがあります。
地域によって補助金が受けられます
階段昇降機の設置にかかる費用には、地域によって補助金・助成金が下りる場合があります。
その背景には、高齢化が進み、階段昇降機の必要性が高まっていることも考えられます。
そのため、自治体によっては、独自に補助金制度を拡大して、ホームエレベーターの設置費用の一部にも補助を行うところもあるようです。
補助金制度の内容や給付される額などは、各自治体によってさまざまです。まずは、お住いの地域の自治体に問い合わせしてみるといいでしょう。
助成金制度の詳細は地域によって異なる
各自治体によって助成金・補助金の詳細は異なります。特に、以下のような項目で違いがあることが多いので、詳細は市町村の窓口などで事前に確認する必要があります。
✓対象者年齢
✓対象となる要介護状態や障害の程度
✓助成金額
✓対象の階段昇降機の機種(対象機種が限定されている場合あり)
✓対象の施工業者(対象業者が限定されている場合あり)
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設置費用が補助される補助金2つの注意点
階段昇降機の設置費用が補助される補助金2つの注意点をご紹介します。
着工のタイミングについて
給付が決定してから着工です!必ず事前の申請を!すでに工事を終えたものについては、
後から給付申請をおこなうことはできません。ご注意ください。
自治体によって補助金の名称は異なります
階段昇降機の補助金は、自治体によってそれぞれ名称が異なります。
たとえば、
「高齢者住宅改修補助金」「在宅支援補助金」
などの名目で設けられていたりします。
階段昇降機の補助金の額は?
補助金の額も、自治体によって異なります。たとえば、階段昇降機の設置費用のうち、9割を自治体が負担してくれ、自己負担が1割だけで済む場合もあります。(上限がある場合も)
そもそも補助金とは?
補助金とは、国や地方自治体が設置費用の一部を負担してくれるというお金のことです。
原則的に、借り入れではありません。つまり、将来にわたって返済する義務は発生しません。
申請や給付に条件がある
申請や給付の条件があります。補助金は、返さなくて良いお金です。
そのため申請すれば誰でも給付されるわけではありません。補助金の給付にあたっては、さまざまな条件が設定されていて、
それらをクリアした人が申請できます。
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昇助くんNRO9-Rの設置事例
設置前、下部分の撮影
設置後、上からの撮影
「中間踊り場があっても設置できました」
ご家族の方も、階段の上り下りが不安だったとのこと。階段自体はまっすぐなのですが、距離が長く、中間踊り場があるため、踊り場を乗り越えて移動が可能な曲線型の機種を設置していました
まとめ
階段昇降機の設置費用について、公的介護保険は使えません。しかし、各自治体の補助金・助成金によっては、設置費用にそれらを当てることができます。
今回は、それら補助金や助成金の詳細についてご紹介しました。さまざまな諸制度を活用することによって、階段昇降機を少しでも多くの方に使っていただければ幸いです。