家庭用の階段昇降機とは一体どういったものなのか解説
2022.07.04 Category:家庭用の階段昇降機とは、一体どういったものでしょうか? 逆に、そもそも家庭用以外の階段昇降機というものが存在するのでしょうか?
今回は、「家庭用」に限定した階段昇降機とはどういものなのか?についてお伝えします。また、それに付随して、階段昇降機に関する基本的な情報をまとめてご紹介します。
階段昇降機をお探しの方に、階段昇降機はどういったタイプのものがあるのか?どういう使い方が一般的なのか。参考にしていただければと思います。
家庭用の階段昇降機とは、どんなものがあるか?
結論から申し上げますと、家庭用の階段昇降機とは、自宅の階段で使うことを想定して作られた階段昇降機のことを指します。
したがいまして、下のようなタイプが一般的です。
家庭用の階段昇降機一覧
なぜ家庭用として括られてるの?
なぜ家庭用と言われているのでしょうか?
それは、公共施設などで使われている昇降機と区別するためです。公共施設などで使用されている昇降機には、車椅子のまま利用できるようなタイプもあります。そうしたものは、一般家庭で利用するものとは機種が異なり、設置費用も高額で、サイズも大きいものになります。
それらと区別するために、「家庭用」という言葉が使われているのだと思われます。
家庭で使われる昇降機には、階段昇降機以外に、ホームエレベーターや段差昇降機があります。それらとの違いについて考えていきます。
ホームエレベーターの特徴
ホームエレベーターとは、個人の住宅に設置する家庭用のエレベーターのことです。リビングが上の階層にある場合や一階が店舗で二階に居住スペースがある場合、家族に高齢の方がいる場合などによく利用されています。
階段昇降機とホームエレベーターの違い
階段昇降機とホームエレベーターの違いは、どういったところにあるのでしょうか。
まず、費用面に違いがあります。ホームエレベーターの方が圧倒的に高い価格です。
次に、荷物を運ぶのに便利です。エレベーターの積載荷重は最大200kgとされています。積載荷重の範囲内で荷物を持ったまま乗れてしまう。これは非常に便利です。 ちなみに階段昇降機の耐荷重は90kg程度ですが、荷物を持ったまま乗ることは基本的に想定されていません。
3つ目は、エレベーターの定員の範囲内で複数の人が同時に乗り込めます。これは階段昇降機にはない強みです。介助者も利用できる点で利便性が高いと言えるでしょう。
他にもさまざまな違いがあります。詳しくは下の記事で説明しています。
ホームエレベーター以外に、段差解消機という介護用リフトがあります。
段差解消機の特徴
段差解消機は、こちらも文字通り段差を解消するための機械です。階段のように1階と2階をまたぐ機械ではなく、車いすに乗ったまま段差を垂直にできる介護用リフトです。
一人用のものが多いですが、中には、介助者と二人で乗れるタイプもあります。
階段昇降機と段差解消機の違い
階段昇降機は斜めに移動しますが、段差解消機は垂直に移動します。また段差解消機は、1階から2階など階層をまたぐ移動はできません。階層をまたがなければ、法律上は4m以下まで移動が可能となっています。
段差解消機は、さまざまなタイプがあります。詳しくは下の記事で説明しています。
家庭用の昇降機で迷ったらスマイルケアへ!
たくさんありすぎて迷ってしまう。そんな時は、福祉用具のプロであるスマイルケアへお気軽にご相談ください。
お考えをうかがい、一番安心・安全、手軽な昇降機を、ご提案いたします。
ここで、階段昇降機のメリットを整理しておきましょう。
家庭用の階段昇降機のメリット
住宅で使う階段昇降機のメリットは下記のようなものです。
- ・値段がお得
- ・介助の負担が減る
- ・転倒や転落のリスクが減る
階段昇降機のメリットや特徴は下の記事で詳しく説明しています。
家庭用として便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」
お住まいの長い階段も手軽に設置!!
2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールが必要となりました。
購入よりも手軽なのがレンタル
階段昇降機は、購入するよりレンタルのほうが手軽に設置できます。
どんな時に、レンタルの方がいいのか? 下の記事よりごらんいただけます。
まとめ
今回は、家庭用の階段昇降機についてご紹介しました。
ホームエレベーターや段差解消機など、さまざまな介護用リフトがあるなかで、メリット・デメリットもさまざまです。その中で、ご予算と目的に合わせて必要なものを選んでいきたいものですね。
ご不明な点ございましたら、福祉用具のプロであるスマイルケアにお気軽にご相談ください。