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曲線型階段昇降機とは

2018.07.24 Category:

こんにちは、リフォーム・リフト課の若林です。

今回は曲線階段、螺旋階段に対応できる曲線型階段昇降機について解説していきたいと思います。

曲線階段、螺旋階段に対応できる曲線型階段昇降機とは

バリアフリーという意味では、平屋でどこにも段差のない住宅や店舗が理想的です。
しかし、土地の広さが限られている日本に家屋状況においては、どうしても生活スペースに階段が存在します。

階段昇降機がない場合、利用者は自分の足で階段を上り下りするか、介助者に抱えてもらって移動するしかありません。
しかし、角度の急な階段を何十キロもある体を支えながら移動することはとても危険で無謀な行為といえます。
また介助者が、利用者を抱えて階段を上り下りするのは非常に危険です。
万が一、移動中に転倒すれば大きな事故にもつながりかねません。

車いすを利用している方や足腰が弱ってきた方にとって、頻繁な階段の上り下りは大きな負担になります。
そこで開発されたのが、電動で階段の上から下まで人を運んでくれる階段昇降機です。

階段昇降機があれば、車いすから昇降機のシートに乗り換えて、安全に階段を上り下りできます。
特に居室が2階にある場合、どうしても階段を使わなければ生活が出来ません。
一日に何度も階段の上り下りをされる方には特におすすめの商品です。

自力で階段の上り下りが難しい方や、何度も上下階の移動をする方向けに開発された階段昇降機には、直線型と曲線型の二種類があります。
階段の頂上部に十分なスペースがない場合や、直線状ではなく、曲がった階段に昇降機をつけたい場合におすすめなのが曲線型階段昇降機です。
今回は曲線型階段昇降機とは一体どういう製品なのか、また直線型階段昇降機とはどういう点が異なるのかを解説します。

・階段昇降機は曲がった階段に設置できる?
曲線型階段昇降機とは、曲がった階段にも設置できる階段昇降機を指します。
現場で階段1段、1段を正確に採寸し、オーダーでレール製作を行うので様々な階段に対応できます。
曲線階段昇降機は、タイプが二種類あります。
曲線レールに沿って動くいす式の昇降機と、車いすごと乗り込めるテーブル式の昇降機です。

・直線型との違いは汎用性と価格にあり!
直線型と曲線型の違いは汎用性と価格。
直線型と比べて曲線型階段昇降機の方が様々な状況に対応可能ですが、価格が高めになってしまうので注意が必要になります。
下記ではそれらについて解説します。

直線型階段昇降機との最大の違いは、曲がった階段にも設置できるという点です。
直線型階段昇降機は、レールを曲げて階段に沿うように設置ができません。
途中で折り返している階段に直線型階段昇降機を設置した場合、1階から2階への移動ではなく、1階から1階と2階の途中部分までしか移動するができません。
しかし、曲線型階段昇降機なら曲線に沿ってレールを曲げて設置出来るので、階段の上から下まで一回で移動できます。

・・間取りに合わせて最も使いやすい位置に設置する必要性があります。
狭い場所で無理な姿勢を取って介助や移乗をすると、腰痛やギックリ腰のリスクが飛躍的に高まります。
介助の手間を軽減する効果や安全性を長期的に考えれば、階段昇降機の設置スペースにはある程度の広さを確保するのが安全です。

・・直線型に比べて設置費用は高い
曲線型階段昇降機はレールをオーダーで製作する為、コストが非常に高くなってしまいます。
ですが、身体状況に合わせた階段昇降機の選択を行うことが、長期的に見れば一番使いやすく安全と言えます。

これからも少しでも皆さんにわかりやすく伝えられるようにどんどん解説していきます。
お電話・メールでのお問い合わせお待ちしています。

曲線型階段昇降機レンタルについて